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【コラム14】意匠と商標の違いとは?
2021.2.8
意匠と商標はどちらも視覚的なものを保護対象に含むため、混同されることがあります。
これらの保護対象の違いについてご説明いたします。
意匠権の保護対象は独創的で美感を有する物品の形状、模様、色彩などのデザインです。
商標権の保護対象は商品・サービスを区別するために使用するマークです。具体的には、文字・図形などが含まれます。
車を例に挙げてみます。
車体のデザインやホイールのデザインといった車の形状についての権利は意匠の保護対象となります。これは量産される工業製品のデザインであり、意匠の登録要件に当てはまります。
その車の名前や、ブランド・マーク、車のメーカーのロゴマークなどについての権利は商標の保護対象となります。これは文字や図形を含みますが、製品のデザインではないため、意匠の登録要件には当てはまりません。
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